シフォンケーキは残しておくことが出来ないので、作っては写真に撮っていました。
さらにメモも残したいので、ブログを書くようになりました。それがこのシフォン日記です。
シフォラー必須アイテム”シフォンノート”は、読めない文字しか書けない私には「不可能」。
最近数字すら読めなくなってきたので、20cm型換算の配合もPCで計算して印刷するようになってしまいました。
自分の感想のメモも大切ですが、最も重要なのは写真です。
まず作っている間の生地状態を撮りたいので、多少汚れた手でも片手でさっと撮影できるコンデジは必須です。
一刻でも手を止めたくない瞬間のメレンゲ仕上がり状態や混ぜ終了間際でも、ストレスなく撮りたい。
ずっとRICOH CX3を使っていましたが生地でズームボタンの動きが悪くなったため、今はCX5を使っています。
CX3もCX5も、特に近寄った時に綺麗に写してくれるのでとても気に入っています。
次に出来具合が分かるように記録したい、シフォンケーキの断面を見た目どおりに撮りたいです。
これがかなり難しい。
ほとんどのシフォンケーキは地味な色合いなので、明るさによって別物に見えるほど差が出ます。
夜に蛍光灯で撮ると、私の知識レベルではどんなに設定しても、青い白っぽい不味そうなシフォンになります。
そのうち、夜に焼いて朝に型出ししてカットして撮影する、というパターンになりました。
そしてある時、旅行用として購入したオリンパスPENシリーズE-P3を使ってみようと思い立ちまして・・・・・。
これが(私には)さらに難しい。
初心者用のカメラ使い方講座を受講したり、ムック本を見ながら操作したり、努力はしました。
1年も思考錯誤し何をどうしても思ったとおりに撮れないとやっと分かり、フォトレッスンなるものに辿り着きました。
私が撮りたいものに極めて近いものがレッスンモチーフ
教えてくださる先生が女性
私のカメラのことをよく知っている
お菓子やパンをよく作る
なんだかぴったりでしょう。というわけで、行って参りました。
女子フォトレッスンサロン:ラフォト自由ケ丘申し込んでから
ブログを遡って1年分くらい読み漁り、初めて自分の意思でレンズを欲しいと思い購入しました。
レッスンでは、明るさ(露出)、色(ホワイトバランス)、ボケ(被写界深度)についてカメラと対話しながら教わりました。
今まで使ったこともないMモード。(大抵、Pモードでした)
カメラが教えてくれる数字を見ながら設定をして、撮影しました。
初めて2箇所もぐりぐり回して、レンズの持つ数字の意味が実体験として把握できました。
白いPENに黒いレンズを付けた不恰好なカメラですが、撮った写真はご覧のとおり。
3つのキャンドルそれぞれにピントを合わせて撮りました。

手前と奥の卵、それぞれに合わせてみたもの。 こちらはストウブの蓋を意識して。

オマケ。私はシフォンケーキをドアップで撮り続けてきたので、何にでも突進して近寄る癖が・・。
すべてOlympus E-P3、LEICA DG SUMMILUX 25mmで撮影しました。私が何を撮りたかったのか、それが分かる写真にはなったと思います。なんか良いでしょう?
今回はきほんの「き」コースなので、構図、スタイリング等については、目を瞑ってください。
写真撮影は楽しかった、思うようにカメラが動いてくれるのです。しかも、その意味が分かる!!
さらに、その後の写真に纏わるおしゃべりが超楽しかったです。
一緒に受講された皆さんは、撮りたいものも目的もカメラも全て異なるけれど”撮りたい”という想いは同じ。
なんだか、とっても心地よく同じ時間を共有させてもらいました。
シフォラー以外とシフォンケーキについて語る時が来るとは思いもしませんでしたが、被写体としてならね。
シフォンケーキをどのように撮りたいのか熱く語ってしまいました。
いやぁ、楽しかった。皆さま、本当にありがとうございました。
さて、私ですね、なんだか欲が出てきましてドアップでシフォンの質感を表現するだけでなく、雰囲気のある写真も撮れるようになりたいなぁ・・・なんて、今、思っているわけでございます。
撮影するにはですね、まず、シフォンケーキを焼かなきゃね~~♪
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- 2013/03/31(日) 13:01:30|
- シフォン以外
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シフォン感謝祭レシピのバニラ(20cm型)を作りました。
出来上がり

感謝祭会場で写した先生作 私の作ったシフォン
memoレシピ:
chiffon-chiffon先生の本「
ふわふわ、しっとり、とろけるシフォン」 p.10の応用
見た目:なんとなく上部分に詰まりあり、大穴は無かった。
味:バニラが香る、穏やかな甘み。
食感:ふんわりしっとり、水分抜けなし。
シフォン感謝祭のデモンストレーションをもとに、バニラシフォン20cm型(大量生地版)を作りました。
私は17cm型よりも20cm型で作ることが多いのですが、バニラシフォンをこの量で作ったのは当然初めてです。
メレンゲ量はたいしたことはないのですが、混ぜても混ぜても減らない生地、多い・・。疲れた。
いつの間にか混ぜ回数も多くなってしまいました。
先生のシフォンと、自分の作ったシフォン。テキストの文字数で比較してみました。
私のシフォンは、伸びて縮んでいます。その分、最終的な大きさ(高さ)に歴然とした差が出ました。
ほんの少しオーブンの差はあると思いたいのですが、この差は完全に「混ぜの質の差」です。
まぁ、修行あるのみ、ですね。
メレンゲを使ったお菓子番外編・・・ビスキュイを絞る練習をしています。~紅茶のシャルロット~
- 2013/03/27(水) 23:34:26|
- 定番
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桜と粒餡の春色シフォン(20cm型)を作りました。


見た目:2色の層。大穴空洞なし。伸びとキメよし。
味:桜餅風。ほんのりとした塩味と酸味、粒餡味。
食感:ふんわりしっとりふわふわ。
焼き時間5分短縮。桜の花の塩抜きは味を見ながらしっかりと。
粒餡は、クオカの250g入りが使い勝手がよく、味も好み。(うちの近くに引っ越してきてくれてありがとう!)
このシフォンは、桜の季節にしか作らず、しかも何気に考慮する点が複数ありました。
1年経って忘れていた考慮点を少しずつ思い出し始めました。
また忘れるので、”シフォンノート”にでも書いておこうかなぁ。
でも日常生活で自筆で文字を書くことがほぼゼロなので紙のノートは無理、絶対に読めないわ。
ホワイトデー。1ヶ月前に女子からチョコレートをいただいた私はせっせと焼き菓子作りに励んでおりました。
5種類作って箱に詰めてリボン掛けて、あぁ、楽しい。
- 2013/03/16(土) 23:51:36|
- レシピ本以外のシフォン
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桜と粒餡の春色シフォン(20cm型)2個を作りました。

見た目:2色の層。大穴空洞なし。伸びとキメよし。くすんだかんじの桜色。
味:桜餅風。桜の花、塩辛い。
食感:ふんわりしっとりふわふわ。
ひな祭り。
道明寺の桜餅もレンジで手軽に作りましたけど、シフォラーが作るのは、桜と粒餡の春色シフォンです。
昨年の記録を読み返し、写真を見直し、20cm型の配合計算をし、連続2個焼きをしました。
本当は1個焼いて冷ましてカットして出来を確認してから、もう1個焼くのが理想ですけれどね。
2生地の層重ねを久しぶりに楽しみました。緩みにくい生地なので楽しかった!
胡麻等の緩みやすい生地は層を重ねるとか楽しいとかそんな余裕は全くありませんが、桜と粒餡は楽しいです。
ソメイヨシノが開花する頃に、少しアレンジしてもう1回作ろうと思います。
- 2013/03/05(火) 01:12:58|
- レシピ本以外のシフォン
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